衣類の黒染めができると話題のドクターベックマン黒復活シート。
お気に入りの衣類の黒が戻ると嬉しいですよね。
我が家にも色褪せた衣類があったので、ドクターベックマンを試してみることにしました。
ドクターベックマンはどこに売ってる?

ドクターベックマンシリーズは東急ハンズやロフト、マツモトキヨシなどの一部ドラッグストアで取り扱いがあるようです。
が、私が住んでいる大都会岡山の東急ハンズでは取り扱いがありませんでした。
結局私はAmazonを利用して購入。
地方在住の方は、実店舗に出向いて買うよりも、Amazonや楽天などで購入する方が確実です。
ドクターベックマン黒復活シートとは
ドクターベックマン黒復活シートとは、衣類のカラーリングとダメージケアを目的としたドイツ発の衣類ケア用品です。
色褪せてしまった黒色の衣類と一緒に洗濯すれば、黒色が復活し毛羽立ちも除去してくれる夢のような商品。
綿、綿混合、麻、レーヨン、キュプラなど様々な素材に使用できます。
ドクターベックマンとしては黒復活シートの他に、シミ取りなどのケア用品があるので気になる方は覗いてみて下さい。

ドクターベックマン使用上の注意
以下がパッケージに記載されている注意点です。
注意
・必ず衣類の洗濯ラベル、洗濯機の取扱説明書をご確認ください。
・黒い衣類にのみ使用することをおススメします。
・洗濯物の量が多すぎると、効果が出にくくなります。
・温度に関係なく、どんな洗剤、柔軟剤とでも一緒に使用できます。
・一度に使う最大枚数は3枚までにしてください。
・3枚使用した後は、40℃のお湯で空洗濯するか、次回の洗濯は色の濃い物だけで洗ってください。
・一度使用したシートは使わないでください。
・酵素(セルラーゼ)が含まれているので、アレルギーの原因になる場合があります。
・湿気の多いところには置かないでください。
洗剤や柔軟剤の種類を問わず使えるのはいいですね。
Amazonのレビュー欄に黒い粉末が飛ぶので注意とあったのですが、パッケージの箱に直にシートが入っているせいで外装から出す際に粉末がつきそうでした。
白い衣類についたらなかなか落ちないと思うので、十分気をつけて開封して下さい。

保管はジップロックなどに入れるのが良さそうです。

実際に使用してみた
ここからはドクターベックマン/黒復活シートについてレビューしていきます。
使用した衣類
今回黒染めした衣類はこちら。

用意した衣類
・スカート
綿95%/ポリウレタン5%
・ジーンズ
綿80%/ポリエステル18%/ポリウレタン2%
・スポーツシャツ
ポリエステル100%
・キャップ
綿100%
スカートは全体的に白っぽくなり、特に縫い目周辺の色褪せが目立ちます。

ジーンズは全体的に色落ちし、膝のダメージが気になります。

mont-bellのスポーツシャツは色が抜け過ぎて、袖口はオレンジが混ざったような色になっています。
このシャツ、ポリエステル素材なんですけど試してみました。

キャップは色褪せが激し過ぎて、外ではかぶれません。

ドクターベックマンの使い方
使い方は至ってシンプル。
黒染めをしたい衣類と黒復活シートを一緒に入れていつも通り洗濯するだけです。


一回の黒染め使用でするのは1〜3枚なので、今回は2枚で試してみました。

あとは洗濯が終わるのを待つだけです。
洗濯が終わると黒復活シートは色が抜けていました。

仕上がりを楽しみにして、衣類の乾燥を待ちます。
完成
完成した衣類がこちら。
かなり染まりましたね。

スカートは全体的に黒が蘇り、目立っていた縫い目周辺の白色も目立たなくなりました。
生地自体もパリッとした感じに復活しました。

今回一番変化があったのがジーンズでした。
膝周りにしっかり色が入り、薄く毛羽立っていた箇所も周囲に馴染むようにリペアされました。

ポリエステルのmont-bellのシャツは若干染まったのですが、ほぼ変化なし。
やはりポリエステルなどの化学繊維は相性が悪いかもしれません。

キャップも黒が蘇ったのですが、元がひどかったので外でかぶるには微妙かもしれません。
もう一度染めてやれば十分かぶれそうです。

ちなみに裏の生地やタグには色が移っていませんでした。

思ったこと
今回はシートを2枚使用したのですが、費用は約200円とかなり割安でした。
コーディネートしやすく選びがちな黒い衣類ですが、色褪せると一気にチープに見えてしまいます。
色褪せが目立つ前に、定期的に家にある黒い衣類をメンテナンスするのもアリですね。
補足
使用後は黒移りの可能性があるので、ぬるま湯などを使って空運転をする必要があります。
ですが、私は忘れていてそのまま次を洗濯。。。
結果としては、他の衣類に黒移りなく普段通りに洗濯できました。
今回は問題なかったのですが、使用後の空運転はお忘れなく。